「なりたい私」になるために、オフ時間を上手に使いたいと思う人は多いはず。でも実際のところ、「どうやって時間のやりくりをしているの?」「過ごし方を工夫したら、どんな未来が待っているの?」と思うことはありませんか。そこで今回は、オフ時間を上手にやりくりしている読者に徹底取材。隙間時間を上手に使って英語やフランス語を勉強しているT・Yさんに、時間の使い方のコツなどを伺いました。

【関連画像】学びたい言語に触れる時間をつくることがポイントのようです (C)PIXTA

<プロフィール>
T・Yさん(26歳)
法律、法律専門職、独身

平日のオフ時間の合計:約3時間
休日のオフ時間の合計:約10時間

●英語の勉強で現在の職を手に入れた

――現在、外資系の法律関連職に就かれていると伺いました。英語でのコミュニケーションが必要な仕事なので、「オフ時間」にも英語を勉強されているそうですが、普段はどのような方法で勉強しているのでしょうか?

 「通勤中や移動中に、『Podcast』や『TED Talks』、NHKの『ラジオ英会話』などを利用して、毎日最低30分は英語に触れる機会を作っています。またスケジュール帳やノートなどはすべて英語で記入して、SNSへの投稿もすべて英語。iPhoneも英語の設定にしています。

 その他には、留学していた時に出会った海外の友人と、『LINE』や『Skype』などを通じてコミュニケーションを取ったり、情報は『The New York Times』や『BBC News』などから見たり聴いたりして、日本にいながらも『英語を使う環境』になるよう工夫しています。

 あとは、生きた英語を身に付けるために、『Netflix』や『Amazon Prime』などを使って、海外ドラマや映画を空いた時間に見て、楽しみながら英語を身に付けるようにもしています」

――留学経験があるようですが、いつごろ留学されたのでしょうか。学生時代から英語が得意だったのですか?

 「大学2年生の時に、先輩からのすすめでロンドンに短期留学をしました。それまでは海外に行ったこともなく、特に英語に関心もなかったのですが、先輩から『留学を通して素晴らしい思い出ができた』と聞いて、興味を持ったんです。

 実際にロンドンに行ったら、初めは周りの人とコミュニケーションが取れず、とてもつらい時間を過ごしました。でも、英語を話せない私を温かく見守り、励ましてくれたクラスメートや、現地の方々のおかげで、とても貴重な体験をして日本に戻ることができたんです。

 そのため帰国後は、『現地の友人と今後もコミュニケーションを取りたい』『さまざまな人と触れ合うことで、多様な価値観を受け入れられる柔軟性を身に付けたい』という思いが強くなり、英語の勉強に励むようになりました。

 『自分』という軸を持った人間になり、将来はインターナショナルな環境で働きたいと思うようになったのもこの頃で、大学時代は、毎日英語の勉強を最低30~45分。加えて1時間の英会話レッスンに、週2回通っていました。

 そして大学卒業後は、現在の会社に入社するまでアメリカに留学。大学で、ビジネスやビジネスローの分野を中心に勉強していました」

――先輩の経験を聞いて海外に留学したことが、今の仕事につながっていったんですね。ちなみに留学や英語の勉強には、どのくらい時間とお金を投資しましたか?

 「すべて合わせると、留学期間は2年弱。ロンドンとロサンゼルスに短期留学し、シアトルには長期留学していました。

 留学にかかった費用は、短期留学が合計100万円。長期留学は500万円弱です。海外の大学への入学金や授業料などは、大学の留学奨励奨学金や、民間や政府の公募奨学金を受けていました。

 留学以外では、英会話スクールに2年弱通っていたので、その費用が80万円ほど。それ以外では、英語の参考書や『Netflix』『Amazon Prime』などにお金を投資していました」

――「オフ時間」を英語の勉強に費やしたことで、気持ちや環境にどんな変化がありましたか?

 「気持ちの面では、自分に自信が持てるようになりました。ビジネスで通用する英語力を取得するまでは、『自分にはこれといった特技や才能もなく、個性や魅力がない』と感じていましたが、英語力が身に付いてからは、ちゃんと自信が持てるようになったんです。

 環境面では、現在の会社に就職することができました。外資系の企業ということもあり、服装や髪型が自由で、時間の使い方も自由。キャリアパスにおける自由度も高いので、伸び伸びとした環境で働けています」

――「自分時間」を充実させることによって、自分にとってうれしい環境を手に入れたんですね。実際の仕事でも、勉強した英語は生かされていますか?